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今日は埼玉の歯科医院で歯内療法専門医としての出張診療です。
台風直撃か!?という状況でしたので念のため車通勤したので大変です。
写真は今朝1人めの患者さんの診療が終了した時のものです。
歯の中に膿が溜まっているとの事で前の歯科医院で被せ物の上から根の治療をやり直したそうです。
確かに被せ物を外さずに上から穴を開けて根管治療することは私もたまにあります。
でも、色々と問題が残ってしまう事がありますので、基本的には既存の被せ物や詰め物はきちんと除去してから根管治療をすることになる事がほとんどです。
今回は内部の詰め物を綺麗にしていくと側面に大きな穴が空いていて、もう1か所も穴を見つけてしまい、合計2か所の穴が見つかりました。穿孔(パーフォレーション)と呼ばれるものです。業界ではよく「パフォッている」とか言いますが・・・。
今回のケースですと穿孔部がかなり上部で大きく、穿孔修理(MTAなどで埋めること)が困難であったため中止となり抜歯になってしまいました。
残念ですが、治療を開始して残せないと判断する事は結構頻発します。
下手に過去の根の治療に手をつけると大きい問題になる事は多いです。
再根管治療は要注意です。