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こんばんは。
台風が近づいているシルバーウイークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は残念ながら今年のシルバーウイークは医院の移転が重なり、引っ越し作業と整理整頓に追われています。
さらに今日は世間一般的にはお休みですが、都内に出張診療でした。
もちろん歯内療法専門医としてです。
そこの歯科医院で経験した今日の患者さんのお話です。
最近「何本も神経を取られた」っていう理由からこの歯科医院を受診されたようで、私に紹介が来ました。
医院からは紹介患者さんの情報をお聞きします。
すると・・・。
実はその前に通っていた歯科医院は歯科業界ではちょっと名のしれた先生の診療所です。
本当にかなり有名で、歯科医師なら誰でも知っているような神様のような存在の先生です。
神経の治療がすでに2本されていて、もう一本は被せるためにガーッと削ってある状態で患者さんからは「しみる、しみる」と言われていました。
まずはすでに治療されている2本の神経の治療の質が低いのに驚いたのですが、何しろ被せるために神経と取るという昔からあるような診療をしていることに対してさらに驚きでした。
言いたいことは、どんなに有名な先生でも「何で有名か?」ですよね。
例えば、医師であれば糖尿病の治療で有名な先生がいるとします。その先生の医院に脳の検査に行っても良い脳の医療は受けられないと思います。
被せる治療(補綴って言います。)とかインプラントなどと歯内療法は全く別物です。
まれに両方とも上手い二刀流のような先生もいますが、ごくまれです。
つくづく感じた今日の出来事でした。