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現在11月上旬の連休ですね。私の周りの歯科医師は海外旅行に行ったりして楽しんでいます。
それなのに私は・・・。
ファミレスで論文読んでいます。何せ今度の土曜日にペンエンドスタディクラブインジャパンのトピックプレゼンテーションがあり、1時間「歯冠側からの漏洩(coronal leakage)」についてプレゼンする事になっています。
正直まずい状況で今から焦っています。今週はひたすら最後のスパートかけて頑張らなければなりません。辛いです。人生辛いのは何回あるんでしょうか?
先日に続き、またまた破折ファイルがある症例の対応をしました。歯科医師の間でよくある話ですが、「2度ある事は3度ある」に近い事です。同じような治療内容や出来事が連発する事は我々の日々の臨床でたまにあることです。
赤丸の部分がファイルというヤスリのような器具が食い込んで折れてしまっている状況です。もちろん日常の臨床で誰でもあり得ることですので問題ないのですが。起こらない方が良いに越した事はありません。
今回のケースもマイクロスコープ下で確実に視認できて超音波チップで確実に動いたので除去できました。折れていても感染しなければ問題ないですし、無理に除去しようとして歯を削り過ぎるのも問題ですので状況によって判断が必要になります。
私事ですが、幸いマイクロスコープを使用するようになって(歯内療法の勉強をきちんとするようになって)ファイルを折る事がほとんどなくなりました。(というかここ数年は折っていません。)やはり自由診療にしてきちんと診療費を頂いているのでファイルを早めに使わなくしたり、使い捨てにしたりしていますので当然折れる確率は減ります。
また、色々な高額な器具を使用しますから、それぞれを大事に使用したり、形成のコツが少しづつですがわかってきて、器具に変な負担がかからないように出来ているのかもしれません。
今回の偶発症は比較的高頻度に起こります。もし起きてしまった時は速やかにマイクロスコープのある歯科医院へ紹介するよう一般の歯科医院でもルールかしてもらいたいものです。
最近紹介以外で自分でホームページで歯内療法、根の治療、神経の治療、根管治療などを調べて来院される患者さんが増えている気がします。いつも思うのですが、この事は非常に問題があります。
患者さんには根の治療が必要な事が伝わっている場合と伝わっていない場合があります。
かかりつけ医は「根の治療に問題がある。」ことは伝えている事が多いですが、選択肢が①このまま様子を診る。(これは永久に治らないことを意味します。)②抜歯(まさに抜けば治る)しかないと思います。なぜ③歯内療法専門医に紹介する。もしくは④大学病院保存科(歯内療法科)に紹介するという選択肢を患者さんに提供しないのでしょうか?これは重要です。患者さんには正しい情報を知る権利がありますし、選択する権利もあります。(歯科医院側が迎合して患者さんが上になるとかいう意味ではありません。)多くの歯科医師は③は知りませんし選択しようとは思いません。④は気が利く歯科医師、もしくは自分の力量をきちんと客観的に把握している歯科医師ならあり得るでしょう。患者さんにとっての利益、満足を考えれば必然的にわかると思うのですが、日本の歯科界はよくわからない面が多くあります。少しずつでも変わっていけば良いと思います。結局このような歯科医院は患者さんがドロップアウトしていますのでお互いに不利益です。
自慢になりませんが、今日も私は比較的難症例の歯内療法外科が必要になりそうな方を都内の専門医の先生のオフィスに紹介させて頂きました。患者さんにとってより確実な方法を選択しました。あくまでも中立的(ニュートラル)でいきたいと思っています。
今日他院にて根の治療で症状が引かない患者さんが来院されました。「最初から紹介すれば良いのにな。」と単純に思ってしまいます。そうすれば患者さんも元に戻れるのに。
ただ、当院は自由診療なので簡単に「自由診療の歯科医院で根の治療をやってもらって下さい。」とは言えないかもしれませんが、悪くなってから困って受診する患者さんを診ると「何とかならないものか?」と思ってしまいます。
もちろん自分自身もここ数年で研修を受けて何とか少しだけ理解できるようになってきたので、人の事は全く言えません。ただ、これだけ情報化社会ですから正しい情報を知って自分でできるようにトレーニングするのか?アウトソースするのか?を決めないと患者さんに影響があります。私は日本全国に根の治療の重要性、難しいこと、費用のことなどが普及することをただただ願っています。
今日はまたまた大学の図書館へ行ってきました。文献を沢山探してコピーしてきたのですが、スウェーデン語の文献ともう一つ何語はわからないのですが、2本見つけられませんでした。その他は今日も20本近く探してコピーしました。最近のコピー代は相当なものです。これまた、文献は変なサイズでコピー機が認識しなくて、いちいちA3のトレーを手動で選ばなければならない場合があって結構大変です。さらに何枚もコピーしていると大学の学生が「まだかよ。」みたいな目で待っている時があり卒業生ながら気を遣っています。
11月の発表まで時間もあまりないので細かいところで止まらないようにしなければ!と自分自身言い聞かせながら今日を過ごしました。本当に大学時代よりも図書館を有効利用しているかもしれません。
さらに文献をもって近くのファミレスに行きました。今日は久々に流山街道を走ってみました。すると古ヶ崎という地名の場所にガストがありましたのでそこに入りひたすらPCを前に文献を読んでプレゼンを作っていました。この古ヶ崎のガストは私が学生時代によく友人と試験勉強などで徹夜した場所で思い出深い場所です。近くにデニーズ古ヶ崎店(通称:コガデニ)というのもあったのですが、いつの間にか無くなっていました。自分にとって懐かしい場所がなくなるのは寂しいことですね。
まだまだプレゼンのフレームすらできていません。今日は3時に帰宅しましたが、完全に最近は夜型になっています。明後日は大阪で実習です。歯内療法については一つ一つ確実にやってクリアしていかなければなりません。何とか頑張りたいと思います。
というわけでここ1ヶ月の間は休診日もたまにありますがご理解の程宜しくお願い申し上げます。
昨日の患者さんで歯が折れている方がいらっしゃいました。多くの場合、歯が折れていると抜歯になるのですが、今日の方の場合は1/3だけ抜歯して残りは保存する処置にすることになりました。一生もつかわかりませんが、後ろの歯が欠損しているのと骨があまり存在しなくてすぐに上顎洞があるため抜歯後にインプラントが困難だと思われたためある程度リスクを承知で保存しなければならないことをご説明しました。
実際に診なければわからないことも多々あります。
まずは診査をして見込みがあれば処置を進めてみて最終判断となります。
無理が無ければできれば自分の歯を残したいと思いますし、私の仕事だと思っています。
今日の治療患者さんで「こんなん取れました!」。
上の6番目の歯で内側の太い根(口蓋根と呼ばれます)の管の中に以前の治療の時に折れたファイルという器具が引っかかっていました。ファイルが折れる事はあり得ることでやむを得ないことだと思います。私も最近は無くなりましたが過去に折れてしまった事は何度かあります。今回のようにきちんと取れれば良いですが、取れない場合は無理に取らなくても良い場合もあります。要は感染しなければ良いのです。
ファイルを取ることよりもラバーダムなどをして消毒をすること、ディスポーザブル製品を使うなど無菌的に治療を行う事の方が重要です。もちろんファイルが折れないに越した事はないのですが。
とりあえず今回は取れてよかったです。このままお掃除を続けました。無事治ってくれることを祈っています。
昨日は青山で北米(アメリカのペンシルバニア大学)と北欧(スウェーデンのイエテボリ大学)に留学した歯科医師の歯内療法についての講演会に出てきました。
私は北欧へはスウェーデンのマルメ大学とイエテボリ大学へは短期研修で行った事がありますが両方ともカリオロジーの勉強のためでどちらかというと予防歯科の内容でした。よって北欧の歯内療法の考えを聞けるのは楽しみでした。(いつもは北米の考えを聞いていますので。)
細かい点では異なる点もありましたが、大筋ではほぼ同様な内容で違和感はそれほど無かったです。特に共通していたのは無菌的処置と生物学的コンセプトでした。根管充填材が根尖から出ないようにすることを特に意識しているのが印象的でした。
また、決定的な違いは根管治療だけをしている歯科医師と根管治療の他に何か他の治療をしている歯科医師の雰囲気的な違いは感じました。(良い悪いは別として。)
現在の日本では文献などで論じられている正しい考え方ではなく、誤った考え方(根尖から根管充填材意図的に出したり、シーラーが分岐している部分に流れてレントゲン的にきれいだと満足するような内容)が広がっています。恥ずかしながら私も本格的に歯内療法を勉強するようになってきちんと知った経緯があり、日本の多数派は誤った考え方でやっていると言っても過言ではない状況です。今、少しづつですが、歯内療法についてかなり詳しい歯科医師が正しい考え方が広めている状態だと思います。
今後も真摯に研修を受けて日本の歯内療法のレベルが向上するよう意識して活動していきたいと思います。その結果多くの歯が救われて、患者さん自身の歯が保存されることを願っています。