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いわゆる差し歯は、過去に歯が削ってあり量が少なくなっていて、過去にメタルコアという金属の土台を装着してからクラウンを被せている事が多いです。
一般的には根の治療終了後に歯を削って、メタルコアを印象(型取り)し、仮封(仮に埋める)。次の診療日にコアを装着して、周りを削って被せものを作っていく(仮歯を作ったり、色々です)という感じの流れです。
今でも同様に流れ作業のようにやっている歯科医院も多いかもしれません。ただ、最近はやり方も少し変わってきています。詳しい事は今回は記載しませんが、一般的に根の治療をやり直さなければならない場合(再治療)はメタルコア(金属の土台)を除去する必要があり、この作業が結構大変です。なかなか取れなかったり、歯が折れてしまう場合もあります。マイクロスコープ下で慎重に除去すると結構ダメージが少なく除去できる事が多いです。
今回この記事を書いたのは、かかりつけ歯科医院にて丁寧にメタルコアを除去してくれてしまっていたためです。紹介されてくる場合は普通の仮歯になっていれば大丈夫です。無理に土台を除去しない方が良い事が多いです。幸い今回は何もなかったのですが・・・。再治療の際は、メタルコア(土台)は当院で外しますので宜しくお願いします。
今日は当院での2014年仕事初めです。今年も宜しくお願い申し上げます。相変わらずの完全予約制の自由診療のスタイルでいきたいと思います。
でも、張り切ってはみたものの、正月に食べ過ぎand寝過ぎたので多少憂鬱ですが・・・。
医院のポストに大きな白い段ボールに包まれたモノが入っている・・・。
何かと思いきやAAEの名簿でした。
英語での更新も何とか問題なく済んだという事ですね。名前もありました。とりあえず一安心。今後は、ワシントンDCへの登録が待っています。
皆様、明けましておめでとうございます。マイクロエンド歯科の渡邉です。
当院は千葉県で初の歯内療法専門歯科医院ですが、皆様のおかげで何とか今まで維持できている状態です。
本来はかかりつけ歯科医院の歯科医師から患者さんが紹介されてくるものですが、患者さんご本人から当院へ受診された方、ご紹介を頂いて来院された方両方いらっしゃいます。いずれにしても患者さんにとって自分自身の歯が長く使えるように、また現在の日本の医療制度の影響を受けずに最良の選択肢を患者さんに提示できれば良いと思います。
今後も千葉県で質の高い歯内療法を提供していくように精進していきたいと思います。宜しくお願い申し上げます。
昨日設置した液晶モニターの雰囲気です。「何とか見えるかな?」と言った感じです。
最初からモニターつける計画を理解できていればモールが見えなくてきれいに工事ができたのに・・・。とがっかりしています。ツメが甘いなあ・・・。と自分でも反省しています。
ただ、これで歯の治療についての画像を患者さんにわかり易く説明ができます。今後も歯内療法の正しい普及と歯を保存するために努力したいと思います。
今日は先日購入した液晶モニターを設置中です。
これでレントゲンとビデオカメラの画像を切り替え無して見れるようになります。画面もソコソコ大きいので患者さんも見やすいと思います。色々と悩みましたがパナソニックのビエラで42型を選びました。壁かけは結構大変です。
ちょっと頑張れば診療中に倒した状態でも何とか見えます。(首が痛くなりそうなのでオススメできませんが・・・。)
朝早くからマイクロスコープ内のケーブルを調整して来てくれた株式会社GCのKさんありがとうございます!また、取り付けに来てくれた業者さん二名にも感謝です。今日もひどい暑さでしたので・・・。
前回のCT撮影の投稿についての追加です。
たまに「前の先生からはレントゲンでは破折(歯が折れている)は無かった。」と患者さんから言われたりすることがあります。
残念ながら破折はレントゲンではわからないことも多々あります。CTも3次元のレントゲンですが、3次元でもわからないこともあります。
歯が破折しているのを確定するにはマイクロスコープ下で破折線を視認する事が必要であり、確定診断になります。この事はかなり厳しかったペンエンドの1年コースの時にかなり突っ込まれました。おかげで今、臨床に役立っています。
歯が折れていると言われた方。きちんと折れているところを見せてもらい納得できていれば良いと思いますが、やはり何となく納得できないのであれば担当医によく説明を受けた方が良いかと思います。もちろんセカンドオピニオンも一つの手段です。
最近、歯科界ではCAD/CAMを利用した審美的な補綴物や、マイクロスコープ、CTなど最新機器がかなり普及してきています。
CTは3次元で骨の幅や高さ、上顎洞、神経の走行など立体的にわかりますのでインプラント治療などにはかなり用いられています。
では歯内療法の分野ではどうでしょうか?
もちろん有効な場合はあります。臼歯部(奥歯)の歯内療法外科の時はCTを撮影して挑んだ方が間違いがないでしょう。ただし、何でもかんでもルーティンでCTを撮影するのは大きな問題です。放射線防護の観点から倫理的に問題があります。レントゲンを撮影する事は人体には良いことではありませんので、本当に有効で有益な場合のみ許容される訳です。
歯科関係の業者がCTを売りたいが為にあれもこれもCTをとってやりましょう。みたいな誤った情報が流れたりして、それを鵜呑みにしてCT撮影に関しての敷居が低くなってしまっています。
さらには最近では根管治療をやるのにCTはとってもらっています。でもラバーダムはしていません。みたいな方も出てきています。歯内療法では最も基本的な事は診査・診断(これが合っていなかったら何も始まりません・・・。)と意思決定です。
そして、次は無菌的処置です。細菌感染症な訳ですから無菌的に適切に治療をするには無菌的環境やディスポーザブル製品の利用、時間の確保など環境整備が非常に重要です。そこまではなかなかできませんが、やらなくてはならない事です。
現在、歯科界は大きく変化している時期です。ただ、正しいものは正しいもので残ります。情報も多く流れ、正しい情報、誤った情報など様々です。歯科医療従事者の方も重要ですが、情報を選択する患者さん側も重要です。お互いに良い関係で良い医療が維持されると思います。今後の方向性はまだまだ読めない状況ですが、少なくとも歯内療法領域はこれから改善していかなければと思っています。
最近CT撮影に関する出来事がいくつか出たのでふとブログに記載しました。
昨日、当院で使用しているマイクロスコープの会社(カールツァイス)の担当の方がパーツの不良があったとの事で交換に来院されました。さらにディーラーの担当の方も来て頂き、写真のようなフットペダルを貸し出して頂きました。このフットペダルは左右にフットスイッチがあり、左がフォーカスで右がズームを調整するもので歯内療法外科(根尖切除術)の時に両手を使っている時にマイクロスコープのずれを足で調整できる優れものです。ただし、25万円くらいかかるようです・・・。本当に歯科用の設備はお金がかかります。患者さんもそうですが、私達医療従事者も多くの犠牲を伴います。しかし、結果を出すためには必要だと思いますので、デモ品を借りて少し慣れて購入することになると思います。
どうやらこのデモ品は私のために新品をおろしてくれたらしく、結局このまま購入なのかな?と半分諦めムードです。(冗談ですが)
写真は先日のペンシルバニア大学でのマイクロサージェリーコースを受講後にブックストアで購入したサティフィケート(認定証)をいれる額です。大きいのに約10日間ずっと手持ちで海外から何とか持って帰ってきました。
昨日、これを飾ろうと思い院内を色々と整理していて棚を買う事になり東京インテリアで購入しました。しかし、残念ながら欠品していて棚が届かず、額も飾れず。物事ってなかなか思うように進まないものですねえ・・・。院内はなかなか片付かないので困っている今日この頃です。