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你好! 渡邉です。
今回は上海で使用しているマイクロスコープをご紹介します。写真は古北エリアのカルフール向かいにあるアイ・スマイル歯科のマイクロスコープです。
グローバルという会社のマイクロスコープでアメリカではかなりのシェアがあります。先月、グローバルの中国法人の社長が納品に立ち会ってくれて説明を受けましたが、ライトはLEDでかなり明るく、かなり大きく拡大できます。(明視野、強拡大)
拡大はダイヤルで3段階のものと6段階のものがあり、最初は院長が3段階で良いでしょう?みたいな感覚でしたが、「歯内療法専門医が処置するのであれば6段階は必要です。」とごり押しして何とか導入してもらいました。かなりの費用の設備投資がかかっているので治療費は安くはありませんが、結果がでるように日本でも中国でも質の高い歯内療法を実践していければ良いと思っております。
先日のマレーシア航空撃墜の事件はかなり驚きました。新聞の一面にデカデカと掲載された記事には、毎月飛行機に乗っている私としてはかなり敏感な出来事です。酷い話ですし、戦争の恐ろしさを感じます。
結果論かもしれませんが、今回の空路は回避している航空会社もあれば、マレーシア航空のように回避しないで飛んでいる会社もあったそうですね。スターアライアンスの中で有名で評価の高いシンガポール航空が回避していなかったとの事を聞いて驚きました。私の贔屓にしているANAは空路自体がないようなので安心しました。
そして、今回の事件では改めて「まあ、大丈夫だろう。」というのがいかに危険かという事を認識しました。可能性が0でない限り起こりうるという事ですね。本当に運が悪いのかもしれませんが、紛争地域で飛行機が何機も撃墜されているエリアを飛んでしまう航空会社にも問題はあるのでは?と感じてしまいます。「想定外は想定内」という感じです。
少し強引かもしれませんが、話を歯科に変換すると当院で行っている歯内療法(根の治療)は上手くいかないと一気に抜歯までいってしまう事が多々あります。「歯の神経をとる(抜髄といいます)だけでしょう?」と思っていると大きな問題が起きる事が結構あります。それも無症状に進んで数年とか10年以上後に起きることなどもあります。
何事もそうですが、正しい情報を手に入れて自分の身は自分で守る。そのような時代なのかもしれません。自分自身の「選択」と「意志決定」が重要だと思われます。
私は現在、埼玉県の鶴瀬という場所にある歯科医院にて歯内療法専門医として出張診療をしています。その駅のロータリーに松屋があり、昼食で利用させて頂いています。ですから今回のニュースで少し気になりました。
牛丼は吉野家が元祖っぽい感じですが、松屋では牛丼ではなく「牛めし」という名前です。今回、松屋は牛肉の質を良くしてプレミアム牛めしという事で大きく値上げするそうですね。社長のコメントで良いものを提供するには、あまりにも安いのでは不可能だという内容の発言がありました。
まさに「同意!」という感じでした。歯科界にも当てはまる話だと思いました。特に日本の歯科治療費は国際的な視点で先進国と比較すると、あまりにも安過ぎです。牛丼(牛めし)280円、290円レベルか、もっとかもしれません。さすがにこれからの時代安過ぎではできない面が出てきて色々な問題が出てきます。特に費用(治療費)に関しては患者さんも敏感になっている部分かもしれませんが、全体的に見直される傾向があるのではないかと思いますし、色々と検討していくべき問題だと思います。当院でも適正価格でやるように意識はしています。
牛めしに絡んでのコメントでした。
連日、色々な種目でソチ・オリンピックが話題になっていますね。その中でも大きい注目を浴びている種目の一つに浅田真央選手が出場する女子フィギアが挙げられると思います。
以前から韓国のキム・ヨナ選手とライバル関係で注目されていますが、今回は政治的な面もあり変な意味でも注目されている気がしました。私はフィギアスケートの事はド素人です。お恥ずかしいのですが、最初からトリプルアクセル、トリプルループ、トリプルフリップ、トリプルサルコウなどと色々と言われてもどのジャンプも同じに見えていました。でも最近はアクセルと他の違いは何となく感じられるようになりました。逆回りみたいですからね・・・。
今回は浅田選手は団体戦にも出たようですね。一方キム・ヨナ選手は個人戦1本だけだったようですね。この差って実は大きいのではないか?と私は感じます。もちろん陸上競技や水泳などで100mと200mを両方とも勝ってしまうとかあり得ますが、それはその選手の持っている力量だったり、スポーツの種類や種目などが似ていたりして、種目によっても連戦しやすいものだったり色々と条件はあると思いますが。例えば100mの選手が10000mと一緒に優勝するのは不可能に近いでしょう。
結果が出てからでは「〜たら、〜れば」になってしまいますが、団体戦にでないで個人戦だけだったらどうだったか気になります。浅田選手のSPは残念な結果でしたが、フリーは感動ものでした。日本人だけではなく世界各国の人の心に残る演技だったでしょう。そして、やはり何事もメンタルが重要だと思った次第です。私達もプレゼンの時に緊張したりして思ったような結果や発言ができない事が多々あります。浅田選手の気持ちはわからなくはない気がします。
そして、一つの事を集中して勉強する。診療するという重要性は日々感じています。スケートも歯内療法も何事も考え方は同じかな?と感じました。他の事にも興味を持っていて気持ちが分散するとやはり1本でやるよりは劣ります。そのような事が残念ながらソチオリンピックで再確認した気がしました。でもとりあえずは浅田選手の終わりが良くて安心しました。お疲れ様でした。
日々、ソチオリンピックの報道が目立っており日本人選手の結果が話題になっています。
「金メダル確実」とか「絶対王者」とか「金メダル間違いなし」とか報道されて、色々な意見を皆様お持ちだと思います。報道に対してネガティブな意見やシンプルに感情を入れずに淡々と意見を語る方などネット上には色々な考え方があるのだなあ・・・。と感じました。
一つ明確な事は、結果は結果という事ですね。例えば、どんなに今まで強くてずっと1位でもソチで5位であればそれはソチオリンピック5位という結果です。勝負は勝負ですし、皆世界の国を代表するハイレベルな選手達ですし、1位になりたくて頑張っている訳ですから誰も文句は言えませんし、もちろん本人が一番わかっているでしょう。周りもその事についてはネガティブには言えないですよね。
でも結果が出ないのは残念です。できれば良い結果を出したいですよね。ここからは歯科の話になります。当院でも診療の多くは良い結果が出ます。(時間とコストをかけて一生懸命やりますので。)ただし、100%上手くいかせることは無理なんです。また、予想に反して(大丈夫かな?と思った場合でも)抜歯になってしまった方も数名いらっしゃいます。当然プロ意識を持ってやりますから、結果は大事です。ただ、オリンピックと同じようにその時の状況や運などが関わり難しいこともあります。
オリンピックの報道を見てふとこのような事を感じました。
昨日は株式会社 松風さんの東京研修室にて、丸1日研修会のお手伝いをしてきました。写真はその時の雰囲気です。講師二名が午前中講義。午後実習という形でスムーズに研修会が行われました。
私はあくまでもサブのお手伝いでしたが、少し緊張しました。実習の内容は透明な根管模型を2つ行い、その後透明のリアルな歯の根管模型で行い、さらに受講生ご自身で持ってこられた天然歯の抜去歯を実習しました。
なかなかNi-Tiファイルを使いこなすのは難しいので皆さん慎重にやっていました。私もペンエンドのコースを受講してからNi-Tiファイルを使いこなすようになってきましたが、なかなか慣れるまでは難しいです。また、人に教えるのって結構難しく、自分ももっと勉強しなくてはならないとプレッシャーを感じました。
コースが終わってからはトルコ料理のお店で会社の方と懇親会があり、美味しくトルコビールを頂きました。
また同様な機会があれば参加させて頂きたいです。
いきなり変なタイトルで申し訳ございません。今日は朝から人間ドックへ行ってきました。今、お腹がゴロゴロしています。何度やってもバリウムは嫌ですね。気持ち悪いです・・・。
今回は、尿酸値が少し高め、コレステロール高め、膵臓の超音波に引っかかりました。(膵臓は恐らく問題ないとのことですが・・・。心配です。)
体も歯もそうですが、日々気をつけておくに越したことはないですね。最近ある程度の年齢になって体にガタが来ています。そろそろ習慣を見直さないとダメだと感じています。なかなか難しいのですが・・・。
今日はお昼過ぎから3歳児健診でした。
場所は佐倉市健康管理センターだったのですが、駐車場が満車でびっくりしました。あの場所にあの時間にあれだけの人がいるとは・・・。
健診はいつもどおりのパターンでさらっと終わりました。3歳児はある意味楽です。左右EからEまで合計20本でそれほどむし歯の子はいません。でも油断すると思わぬ部位にむし歯になりかけのCOという状態があったりしますので気をつけながら健診します。
今年は結構泣く子が多かった気がします。一人大泣きすると連鎖して泣かれる事があります。「何もしてないのに・・・。」「そんなに俺って怖い???」と思ってしまいますが。きれいな状態で良い子には良い歯のコンクールのチラシを渡して参加を即すような事もしています。
ただ、いつも思うのですが、こんな事をやっても今の日本ではあまり効果があがっている気がしないのです。小学校健診にいくとすでにボロボロ子が多数います。3歳児から小学校入学でかなり悪化していきます。何せ健診しかできていませんし、抜けも多いですし、歯に関する関心がまだまだ低く、原因に対するアプローチができていませんので。できればむし歯0でいってもらいたいものです・・・。
先日から私がお世話になっている学術団体の先生方と立ち上げた歯内療法に特化したNPO法人Endodontic Center of Japan(略称ECJ)のホームページが正式にアップされました。
http://www.ecj.or.jp
過去の私は、「たかが根の治療」「エンドなんて」「自分ではできている」と思っていましたが、きちんとした教育を受けると全く違ったものでした。しかし、残念ながらまだまだ日本では、「たかが根管治療」「たかが歯内療法」「たかがエンド」が多数なんです。
原因は様々ありますが、大きな理由はコストの問題です。日本には健康保険制度があるために全ての人が平等にかつ安価にそこそこのレベルの診療が受けられます。しかし、歯内療法領域はそこそこでは結果が出ない事が多々あります。その他問題を挙げたらキリがありませんが、とにかく患者さんが正しい情報を知って少しでも自分の歯で一生涯過ごせる人が増えてくれれば良いと思います。
歯の保存にとって非常に重要な「歯内療法」という領域が正しく広がり、日本全国の多くの方の利益となるために数名の歯科医師で協力して今回のホームページが出来ています。ぜひぜひこの情報が広がっていけば良いと切に願っております。
本日、他院からご紹介頂いた患者さんが来院されました。過去に根の先端の病巣(病気の部分)を除去する手術(根尖切除術)を受けた方です。
根尖切除術は近年、マイクロスコープの使用により飛躍的に治療成績が良くなった項目です。しかし、日本はまだまだこの分野が遅れているので多くの患者さんは過去のオーソドックスだった治療を受けられており、多くは治癒しないで再発したりします。
今回の患者さんもまさにそうだったので、最近の科学的根拠に基づく成功率の高い方法をお勧めしました。ただし、多少はコストも時間もかかるので最後はそれを受け入れるか?諦めるか?言い換えると抜歯するか?保存するか?は本人次第という状況です。実際に日々診療しているとこのような事はかなり多くあります。
正しい知識と手技の教育を受けた歯科医師なら現在は、かなりの確率で今までは治らなかった歯を救えると思います。一度抜いたら戻せるものではないですし、歯はとても価値のあるものです。考え過ぎるのも問題ですが、簡単に諦める前にきちんと熟慮する必要はあるでしょう。